交通事故

当事務所は、交通事故に関して、死亡事故、人身事故（高次脳機能障害など重度の後遺障害事案も含みます）、物損事故など交通事故に関する事件を全般的に取り扱っています。

死亡事故の場合、治療費、葬儀費用の他に、被害者本人や近親者の慰謝料、逸失利益（生存していれば得られたであろう経済的利益）などの損害が発生します。

しかし、加害者側の保険会社から提示される損害賠償額は、裁判で認められる基準よりも低い基準（いわゆる任意保険基準）で提示されます。

当事務所では、亡くなられた被害者やご遺族に対しては、適正な賠償がなされてしかるべきと考えています。そのため、加害者に対し、交渉や訴訟を通じて、適正な賠償額を請求し、多くの事案で、相手方の提示額よりも増額した賠償額の支払いを受けて解決してきました。

後遺障害は、自賠責保険や裁判で認定される等級に応じて、後遺障害慰謝料や後遺障害逸失利益の損害額が変わります。

当事務所では、後遺障害が残存する可能性がある場合には、自賠責保険に対して、適切な後遺障害の等級が認定されるように、判断の際に重要となる資料や当事務所で作成した意見書などを添付して申請し、適切な後遺障害等級認定の結果を得てきました。

また、自賠責保険において後遺障害が認定されない場合や適切な等級より低い等級が認定された場合であっても、裁判にて後遺障害について主張・立証し、後遺障害が認定された事案や適切な後遺障害の等級が認定された事案もあります。

物損事故では、車両損害（車両修理費や車両時価額など）、代車費用、評価損等の損害や過失割合などが問題になることがあります。
損害や過失割合については、判断が難しい事案も多いため、相手方と争いがある場合には、専門家である弁護士に相談した方がよい場合も多くあります。

当事務所では、これまで物損事故も多数扱っており、損害や過失割合に争いがあった事案において、和解や判決にて、当方に有利な内容で解決した事案が多数あります。